Instagramのアップデート情報&新機能(※2023年7月19日時点)をまとめてご紹介します。
2023年7月のアップデート情報&新機能
InstagramとMessengerのビデオ通話、Metaアバターに代理させる機能
米Metaは7月11日(現地時間)、InstagramとMessengerのビデオ通話に実際の自分の映像の代わりにMetaアバターを表示できるようにしたと発表しました。表情や口の動きなどがリアルタイムで反映されます。
突然のビデオ通話リクエストに、顔の状態の準備ができていない場合、画面をオフにする代わりに自分のアバターに応対を代行させることができます。
2023年6月のアップデート情報&新機能
Instagramのモッセリ氏、シャドウバンについて説明
米MetaのInstagram責任者(Head of Instagram)、アダム・モッセリ氏は6月1日(現地時間)、プラットフォームにコンテンツを表示するランキングについての長い公式ブログを公開。その中で、シャドウバンについても説明しました。
まず、シャドウバンの定義について「共通の定義はないが、明確な説明や正当化なしに、ユーザーのアカウントやコンテンツが制限されたり非表示になったりすることを指して使われる用語であることは理解している」とし、Instagramのランキングでそのようなことをする意図はないと語っています。
それでも自分のアカウントがシャドウバンされているのではないかと感じるユーザーのために、より透明性を高める必要があると認め、「アカウントステータス」機能を提供していると説明。4月の更新で、自分のアカウントが検索に表示されるか、または推奨アカウントとして表示されるかどうかを確認し、そうでない場合は異議を申し立てることができる機能を追加したということです。
2023年5月のアップデート情報&新機能
リール作成に3つの新編集機能
リールの編集で、クリップを分割して組み合わせたり、速度を変更したり、クリップを差し替えたりできるようになります。クリップの交換は、リール内の要素のタイミングや順序を変更せずに、特定のクリップだけを別のクリップと差し替えられるというもの。
投稿やリールにGIFでのコメントが可能に
これまでコメントにはテキストや絵文字は利用できていました。今回さらにGIFでコメントできるようになりました。
コメント入力のテキストボックスの右側にGIFアイコンが表示されるようになるので、これをタップしてGIPHYライブラリにアクセスし、そこでGIFを選ぶことができます。
Meta、FacebookとInstagramの広告主向け生成AIツール「AI Sandbox」提供開始
米Metaは5月11日(現地時間)、FacebookやInstagramを利用する広告主向けの生成AI採用の新たなツールの実験場「AI Sandbox」を発表しました。現在は一部広告主がテスト中で、7月には提供範囲を拡大する計画。
AI Sandboxでは、広告コピーの書き換えや背景画像生成、画像の適切なトリミングなどを試せるようです。
広告コピーの書き換えは、同じ内容を想定する購買層別に書き換えることができます。背景画像生成は、広告画像の背景をプロンプトからのテキスト入力で生成。トリミング機能は、1つの広告画像を、投稿、ストーリー、リールなど多様なメディア向けに適切なアスペクト比に調整します。
2023年3月のアップデート情報&新機能
Meta、FacebookとInstagramの収益化ツールとしてのNFTから撤退
米Metaでデジタル決済サービスの責任者を務めるステファン・カスリエル氏は3月13日(現地時間)、自身のTwitterアカウントで、NFTへの取り組みを縮小する計画を発表しました。
カスリエル氏は、「現時点ではNFTを縮小し、クリエイターなどをサポートする他の手段に注力している」とツイートしました。他の手段とは、「Meta Pay」(旧「Facebook Pay」)や「デジタルギフトカード」などを指している模様。
同社は2022年5月にInstagramで、6月にはFacebookでクリエイター向けのNFTサービスのテストを開始し、7月にはサポートを日本を含む100カ国に拡大しました。
2023年2月のアップデート情報&新機能
InstagramとFacebookの青バッジもサブスクで獲得可能に 「Meta Verified」米豪でテスト開始
Metaは2月19日(米国時間)、InstagramとFacebookのサブスクリプションサービス「Meta Verified」のテストを開始すると発表しました。加入すると、現在一部の著名人や企業に無償で提供している青いバッジを獲得できます。
Meta Verified加入者は、青バッジの他、なりすましからの保護強化、可視性とリーチの向上、「自分を表現する独自機能」の追加が可能に。この独自機能には、限定ステッカーやFacebookでの1カ月当たり100個の無料のスターの獲得などが含まれます。
テストはまず、オーストラリアとニュージーランドで開始。サブスク料金は、Web経由の場合は米ドルで月額11.99ドル、モバイルアプリ経由は14.99ドル。
マーク・ザッカーバーグCEOはInstagramとFacebookで「この新サービスは、サービス全体の信頼性とセキュリティを向上させるものだ」と投稿しました。
Instagram、「ショップ」ボタンを削除し「作成」ボタンをセンターに
Instagramは1月9日(米国時間)、モバイルアプリのタブを2月に変更すると発表しました。現在右から2番めにある「ショップ」ボタンを「リール」に置き換え、リールのあった位置に「作成」ボタンを置く。
Instagramトップのアダム・モッセリ氏は自身のリール投稿で、この変更は「人々が友達や興味のあるものを簡単に共有して繋がれるようにするため」と説明しました。ショップボタンはなくなるものの、ショップの設定・運営は2月以降も引き続き可能となります。
Instagramに対しては昨年、ショート動画のリールに偏重していくことに対し、「TikTokになろうとしないで」という批判が高まっており、Instagram投稿のボタンを中央に配置したのは、それに対する1つの回答とみられるようです。
2023年1月のアップデート情報&新機能
Instagram、60文字以内で近況をシェアする「ノート」を日本でも利用可能に
Instagramは1月30日(米国時間)、「Notes」(日本では「ノート」)機能を日本および欧州でも利用可能にしたと発表しました。ノートは、「特定の人に短いテキスト投稿で近況をシェアできるパーソナルスペース」の機能で、「ストーリーズ」同様に24時間で消滅します。
ノートはメッセージ画面の上部にシェアした人のプロフィール写真と一緒に表示され、60文字以内のテキストで作成ができます。1度にシェアできるノートは1つまで。ノートをシェアされたユーザーは、メッセージ(DM)で返信ができます。返信があると、返信した相手とだけのチャットが始まります。※やりとりしている相手以外にはチャットは見えない。
<ノートの作り方>
①ノートを作成するには、フィード右上のメッセージアイコンをタップし、チャットリストの上部でプロフィール写真をタップ。「その気持、シェアしよう」をタップすると開く画面でテキストを入力。
②「共有範囲」でシェアする相手の範囲を選び、「シェア」をタップで完了。
Instagramではテキストのみのメッセージを個人あるいはグループに送ることは既にできていますが、ノートはメッセージのようなプッシュ通知は伴わず、相手のメッセージ画面トップに24時間表示されます。
興味のない投稿の表示を減らす機能を正式に追加
Instagramは1月19日(米国時間)、2022年8月にテストを開始した「興味のない投稿の表示を減らす機能」が正式版となりました。「発見」(虫めがね)タブで興味のない投稿をタップし、右上の縦…をタップして表示されるメニューで「興味なし」を選ぶと、似たような投稿は表示されなくなります。
Instagram、ウェルビーイング機能「Quiet mode」追加
Instagramは1月19日(米国時間)、利用し過ぎを防ぐための新機能「Quiet mode」の追加を発表しました。
Instagramの[設定]→[お知らせ]の「すべて停止」の下に項目が追加され、Quiet modeを有効にする時間帯を設定できます。設定すると、毎日設定した時間は自動的に通知が来なくなります。
2022年12月のアップデート情報&新機能
Z世代のInstagram利用動向に関するデータを発表
Metaは、国内のZ世代のInstagram利用動向から振り返る2022年のトレンドを発表しました。
今回トレンドデータとしてランキング化されたのは、「ハッシュタグ」、「リールで使われた楽曲」、「検索キーワード」、「お題スタンプ」、「ARカメラエフェクト」の5つです。
2022年11月のアップデート情報&新機能
クリエイター/ビジネスアカウントで予約投稿が可能に!
InstagramのトップであるAdam Mosseri氏は、11月8日(米国時間)に、同サービスへのリール投稿を通じて、Instagramプラットフォームに2つの大きな変更が加わることを発表。それは、スケジュール投稿とシームレスなデスクトップ版Instagramの導入です。
Webサイト版アプリのデザインを刷新
Webサイト版のInstagramを使用するユーザーが比較的多いことから、Instagramは、Web版のデザインをよりモダンな仕様へと変更したと発表しました。
NFTの作成・売買機能搭載
Metaは、11月3日にNFTの作成および売買機能をInstagram上に搭載することを発表。
Metaは今年8月からInstagramにNFT投稿機能を実装しており、現在100か国以上のユーザーがインスタグラム上でNFTを投稿・閲覧することが可能になっています。
Meta、InstagramやFacebookの新機能やアップデートを発表
Metaは、11月2日(米国時間)に、InstagramとFacebookで近日中に提供されるクリエイターの体験を向上させる新機能を発表しました。
これには、非代替性トークン(NFT)、Instagramのサブスクリプション、Facebookスターに関するアップデートが含まれます。
2022年10月のアップデート情報&新機能
Instagram、プロフィールフィードにも広告を拡大予定
Metaは、さらに多くの広告がInstagramフィードに表示されるようになると発表しました。この新方針により、広告主はInstagramの「発見(Explore)」ページだけでなく、プロフィールのフィードに直接広告を掲載できるようになります。
2022年9月のアップデート情報&新機能
Meta社、FacebookとInstagramアカウントを簡単に切り替えられる新機能をテスト中!
Metaは、9月26日(米国時間)にFacebookとInstagramアプリのアカウントを簡単に切り替えたりできる機能をテストしていると発表しました。
FacebookとInstagramのプロフィールを1つのアプリで確認でき、それぞれのプロフィールに通知も表示され、Instagramアプリを使いながらFacebookでコメントが付けられていないか、Facebookアプリ側でインスタへのDMがないか、などの確認ができるようになります。
クリエーター向け収益化支援となる新機能「Gifts」を新たにテスト中
Insiderは、9月13日(米国時間)、Instagramが新たに「Gifts(ギフト)」という機能を社内でテストしていると報じました。
「Gifts」は、投稿可能な短尺動画「Reels(リール)」内に追加する機能で、動画を投稿したクリエーターへファンがチップを送れるようになります。
2022年8月のアップデート情報&新機能
興味のない投稿の表示を減らす機能のテスト開始
8月30日(米国時間)に、Instagramで表示するコンテンツを管理するための複数の新機能のテストの開始が発表されました。具体的には、「発見」タブの整理機能と、特定の単語や絵文字をミュートする機能です。
「お題スタンプ」をリールにも導入 トピック別でリールの共有が可能に
8月16日(米国時間)に、特定のトピックのリール投稿を呼びかけられる「Add Yoursステッカー」を含むリールの新機能が発表されました。
Add Yoursステッカーは、ストーリーで「お題スタンプ」として利用されているものと同様の機能。ユーザーは、特定のトピック(お題)を指定し、他のユーザーに対してトピックに沿ったリール投稿を呼びかけることができます。
デジタルコレクティブル機能を日本を含むグローバルで提供拡大
8月4日(米国時間)に、NFT(非代替性トークン)をInstagram上で投稿としてシェアできる機能を提供する国を拡大し、日本を含む100か国で使えるようになることが発表されました。
この機能は、今年5月に米国の一部クリエイターやコレクターを対象にテスト導入しており、投稿は誰でも閲覧できるものの、作品をシェアできるのはテスト対象のアカウントのみでした。しかし、本日以降は対象国の利用者であれば、誰でもデジタルコレクティブルをInstagram上で見たり、投稿したりすることができます。
2022年7月のアップデート情報&新機能
リミックス機能をアップデート、リールのクリエイティブツールをさらに拡充
7月21日(米国時間)に、お気に入りのクリエイターや他の利用者などコミュニティとコラボレーションできるリミックス機能の拡充など、より簡単にエンタータインメント性の高いリール動画を作成・編集することができる複数のクリエイティブツールを導入することを発表しました。
また、日本を含む一部の国で昨年11月から行っていたテストを今後数週間のうちに全世界で導入し、15分以下の動画はリール動画としてシェアされるようになります。
企業とチャットで商品購入のやり取りができる機能を追加
Metaは、Instagramのチャットから中小企業と商品に関するやり取りを直接行うことができる機能を導入したことを発表しました。
今回の機能で、Instagramから承認された中小企業と商品購入を検討している一般ユーザーがチャット上で、質問、購入、注文追跡などが可能になり、企業側は同じチャット上で、購入確認、支払い請求、支払い手続きを行うことができます。
2022年6月のアップデート情報&新機能
年齢を確認する新機能をテスト
Metaは、6月23日(米国時間)に、Instagramで未成年のユーザーが成人になりすますことを防ぐ新しいツールを同日よりテストすると発表しました。
18歳未満としてアカウント登録しているユーザーが、18歳以上になるように生年月日を手動で編集しようとすると、証明が求められるようになり、年齢を証明する方法は「公的な身分証明書」または「運転免許証」、3人の成人ユーザーに年齢が正しいことを保証してもらう「ソーシャル保証」、自撮り動画の3つがあります。
10代の利用を保護者が確認 新機能を日本に導入
Metaの日本法人・フェイスブックジャパンは、6月22日にInstagramで10代の子どもの利用状況について保護者が管理できる機能「ファミリーセンター」の導入を日本で開始したと発表しました。
子どものアプリの利用時間について親が上限を設定したり、フォロー関係にあるアカウントを確認したりすることが可能で、SNS(交流サイト)の使いすぎや不適切なやりとりなどから子どもを守るための仕組みを強化します。
NFTシェア機能を実装 EthereumとPolygonが対象
InstagramがNFTをシェアできる機能が、一部クリエイターやコレクターに向けて公開されました。
対象ユーザーは、暗号通貨ウォレットをInstagramとリンクさせることで、手数料無料で自身のNFTを目立つエフェクトが付いた状態でシェアが可能で、対象NFTに関する説明も記載可能となります。現在、InstagramはEthereumとPolygonのチェーンに対応しており、今後はFlowとSolanaを追加予定としています。
お気に入り投稿をプロフィールのトップに固定可能に
6月7日(米国時間)に、お気に入りの投稿をプロフィールのトップに固定できる新機能を導入。固定できるのはフィード投稿またはリール動画で、最大3件まで設定可能です。
「リール」に新機能追加
Metaは、6月2日(米国時間)にInstagramとFacebookで提供しているショート動画サービス「Reels」(日本では「リール」)の複数の新機能を発表しました。
若者に人気の「TikTok」によく似た機能であるリールは、2019年にInstagram向けに提供開始され、日本でも2020年8月から利用可能に。今年2月にはFacebookでも利用可能になりました。
Instagramでの新機能は、動画の長さ上限が従来の60秒から90秒(TikTokは現在上限10分)に延長、「ストーリーズ」の機能、「スタンプ」のアンケートやクイズなどの一部の流用が可能になりました。
子供の行方不明情報を伝えるアンバーアラート機能を追加
6月1日(米国時間)に、地域で行方不明になっている子供の情報を確認および共有できるアンバーアラート機能の提供を開始しました。
警察機関がアンバーアラートを発令すると、それが該当地域のInstagramユーザーのフィードに表示。アラートには行方不明者の写真に加え、場所や身体的特徴など、誘拐や失踪時の主な情報が含まれており、それを再共有または再投稿することができます。
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