緊急事態宣言により、昨年同様に巣ごもり需要が高まった2021年のゴールデンウィーク。コロナ禍で「おうち時間」が増える中、インターネットで映画などを見る動画配信サービスのニーズが高まり、急速に利用者が拡大しました。
そこで今回は、各動画配信サービスがゴールデンウィークにどんなTwitterキャンペーンを展開していたのか、事例と合わせてご紹介します。
コロナ禍の影響で動画視聴が大幅に増加!
新型コロナウイルス感染症の拡大により、不要不急の外出自粛が求められる中、自宅で楽しめる「動画配信サービス」のニーズが高まっています。
特に、スマホやパソコンなどで様々な動画が見放題になる定額制の動画配信サービスが人気を集め、世界最大手の動画配信サービス「Netflix」や「Amazon Prime Video(プライムビデオ)」は市場シェアを拡大しています。
昨年同様、コロナ禍で外出自粛が求められた2021年のゴールデンウィーク。各動画配信サービスは、公式Twitterアカウントを活用してどんなキャンペーンを展開したのか?
おうち時間を活用したTwitterキャンペーン事例をご紹介します。
「おうち時間」を活用したTwitterキャンペーン事例
Netflix Japan | ネットフリックス「#ネトフリざんまい キャンペーン」
まず最初にご紹介するのは、「Netflix Japan」が2020年のGWに実施した「#ネトフリざんまい キャンペーン」。
公式アカウントをフォローして、対象ツイートの画像から診断を開始して結果をツイートすると、その場で抽選で300名に『ネットフリックスグッズ 5種セット』がその場で当たる、「インスタントウィン」を活用したプレゼントキャンペーンとなっています。
【Netflix Japan】
公式サイト:https://www.netflix.com/jp/
公式Twitter:https://twitter.com/NetflixJP
Hulu Japan「#GWはHuluアニメ沼キャンペーン」
次にご紹介するのは、「Hulu Japan」が2021年のGWに実施した「#GWはHuluアニメ沼キャンペーン」。
公式アカウントをフォローして、対象ツイートをRTするとオススメアニメがリプライで届く、「オートリプライ」を活用したキャンペーンとなっています。さらに参加者の中から抽選でHuluチケット(1ヶ月分)が当たります。体験可能なチケットをプレゼントにすることで、新規顧客の獲得に繋げています。
【Hulu Japan】
公式サイト:https://www.hulu.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/hulu_japan
Amazon Prime Video(プライムビデオ)「GWに見たい、 #実は見ていない 作品はどっち?」
2020年、2021年にかけてユーザー数が大幅に増加した「Amazon Prime Video(プライムビデオ)」の「GWに見たい、 #実は見ていない 作品はどっち?」キャンペーン。
公式アカウントをフォローし、ボタンになったハッシュタグを選択しツイートすると、抽選で充実グッズが当たるキャンペーンです。ユーザーが手軽にハッシュタグツイートができる「カンバーセーショナルカード」を活用したキャンペーンとなっています。
【Amazon Prime Video(プライムビデオ)】
公式サイト:https://www.amazon.co.jp/Prime-Video/b?ie=UTF8&node=3535604051
公式Twitter:https://twitter.com/PrimeVideo_JP
ディズニープラス公式「#ディズニープラスで物語の旅へ GWキャンペーン」
2020年6月に日本でのサービスが開始した「Disney+(ディズニープラス)」。世界ではすでに5450万人の会員数を突破。スター・ウォーズ実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』は放送されると同時に話題になり、“全米で最も人気の高いドラマ”にも選ばれました。
そんなディズニープラス公式が実施したのは「#ディズニープラスで物語の旅へ GWキャンペーン」。
ディズニープラス公式Twitterをフォローの上、期間中毎日投稿されるキャンペーン該当投稿をRT、または指定のハッシュタグを使用して、ゴールデンウィークに観たい作品を投稿すると抽選でオリジナルクオカードが各日20名様に当たるキャンペーンです。
こちらも「オートリプライ」を活用したキャンペーンで、指定のハッシュタグをつけて投稿すると、ディズニープラスのおすすめ作品が届く仕組みとなっています。
【Disney+(ディズニープラス)】
公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/disneyplusjp
dTV「GWは #dTVでおうちBTS勢」
「Dynamite」の世界的ヒットで新規ファンが爆増し、2020年に世界で最も売れたアーティストの称号を手にしたBTS。「dTV(ディーティービー)」では、BTSのライブ映像やドキュメンタリーなど全19タイトルを独占配信。このBTS×dTVのコラボに合わせて展開されたのが「GWは #dTVでおうちBTS勢」キャンペーンです。
公式アカウントをフォローし、リプライの中から好きな公演を選択。「#dTVでおうちBTS勢」のハッシュタグをつけ引用RTで作品の感想を投稿すると、抽選で6名様にdTV視聴グッズが当たるキャンペーンです。
キャンペーン自体はシンプルな「フォロー&引用RTキャンペーン」ですが、BTSに関心を寄せる多くのユーザーがキャンペーンに参加し、高いエンゲージメントを記録しています。
【dTV(ディーティービー)】
公式サイト:https://video.dmkt-sp.jp/ft/p0002232
公式Twitter:https://twitter.com/dtv_pr
ABEMA(アベマ)「#おうちでABEMA」
オリジナルドラマや恋愛リアリティーショー番組が話題の「ABEMA(アベマ)」。AbemaTVから名称変更し、オンデマンド強化を図るABEMAは、開局から4年で5,200万ダウンロードを突破。週間アクティブユーザーは20〜30%増のベースアップになるなど、巣ごもり需要で急成長を遂げています。そんなABEMAが実施したのが「#おうちでABEMA」キャンペーン。
公式アカウントをフォロー&該当ツイートをRTで、Amazonギフト券5,000円分が当たるキャンペーンで、該当ツイートには「おうち時間応援ラインナップ」と称し、オススメの番組が記載されています。
【ABEMA(アベマ)】
公式サイト:https://abema.tv/
公式Twitter:https://twitter.com/ABEMA
Paravi「#GWはお家でParavi」
国内ドラマのアーカイブ数が日本最大級の「Paravi(パラビ)」が実施したTwitterキャンペーンが「#GWはお家でParavi」。
アカウントフォローし、Paraviで配信している作品の感想と「#GWはお家でParavi」をつけてツイートしたユーザーの中から、抽選で10名様に『Amazon Echo Show 5』が当たるキャンペーンです。
ユーザー参加型の「ハッシュタグキャンペーン」を活用しており、ユーザーの声の収集や、拡散性が高いキャンペーンとなっています。
【Paravi(パラビ)】
公式サイト:https://www.paravi.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/_paravi_
Rakuten TV〈楽天TV〉「快適 #おうち時間 を応援 キャンペーン」
楽天会員なら誰でも無料で登録できる「Rakuten TV(楽天TV)」。多種多様なジャンルと定額見放題のパックがあり、購入に楽天スーパーポイントが使えるのも特徴の一つです。
そんなRakuten TVが実施した「快適 #おうち時間 を応援 キャンペーン」。
アカウントフォロー&該当ツイートをRTで、小型スマート空気清浄機と楽天ポイント10,000ポイントが抽選で1名様に当たるキャンペーンです。
賞品と楽天ポイントを組み合わせることで、新規ユーザー、既存の楽天ユーザーどちらにもメリットのあるキャンペーンとなっています。
【Rakuten TV(楽天TV)】
公式サイト:https://tv.rakuten.co.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/rakutentv_japan
まとめ:ターゲットや目的に合わせたキャンペーン設計が大切
企業がTwitterを活用することが当たり前となった昨今、キャンペーンの運用モデルも「フォロー&RTキャンペーン」「ハッシュタグキャンペーン」「インスタントウィン」「オートリプライ」など多岐にわたります。そのため、ターゲットの属性や目的に合わせ、キャンペーン設計を行うことが重要です。
キャンペーンのKPIを明確にし、戦略的なプランニングについて一度考えてみてはいかがでしょうか。