見た目は写真のようで、よく見ると被写体の一部分だけが動いている「シネマグラフ」。
SNSの投稿でも注目を集める「シネマグラフ」の実例や、SNS運用における効果についてご紹介します。
「シネマグラフ」とは?
SNSマーケティングの世界では、動画形式の投稿がより重要になり、Twitterでは手軽な動画が楽しめるGIF(Graphics Interchange Format)形式のコンテンツが再評価されています。
シネマグラフは、画像の一部にだけ動きを取り入れたGIFアニメーションのことです。見た目は写真のようで、よく見ると被写体の一部分だけが動いている映像を指します。従来のGIFアニメーションは、全体が動く動画ですが、シネマグラフは「一部分だけが動く」という違いがあります。
下記は、弊社で制作した実例になります。
このように“静止画なのに動いている、動画なのに動いていない”という絶妙な表現手法が、シネマグラフの特徴です。
「シネマグラフ」企業SNSでの活用事例
シネマグラフは、アパレルブランドや自動車メーカーなど、さまざまな企業がSNSで活用しています。
シネマグラフ専用ツールを提供する企業によると、シネマグラフを用いた広告バナーは静止画のバナーに比べてCTRが5倍以上もアップしたという実績もあります。
参照:https://blog.flixel.com/5-ways-to-use-cinemagraphs-in-digital-marketing-campaigns/
ここでは、コカ・コーラの投稿をご紹介します。
トクトクトクシュワ~ .。*゚o゚
話題のシネマグラフに挑戦してみた<第1弾>!!
飲みたくなったらリツイート♬「TASTE THE FEELING ー 味わおう、はじけるおいしさを。」#はじめてのコーク pic.twitter.com/HIpLynkYBe
— コカ・コーラ (@CocaColaJapan) 2016年2月18日
飲み物を注ぐというシンプルなものですが、飲料メーカーならではの商品紹介として、より商品の魅力が際立つ投稿に仕上がっています。また、マンネリ化しがちなSNS運用の中で、シネマグラフを導入することで、投稿に変化をつき、ユーザーに楽しんでもらうことも可能です。
「シネマグラフ」のSNS運用における効果
先ほど、「投稿に変化をつける」という話をさせていただきましたが、シネマグラフにはそれ以外にもメリットがあります。
関心誘導が効果的に行える
例えば下記のGIF動画をご覧ください。
なぜかネコのシッポを見てしまいますよね。
通常の静止画や動画では難しい「注意を払ってもらいたい対象に、注意を払ってもらえるように誘導する」ということが、画像の一部分を動画にし、動きがある部分を強調できるシネマグラフでは比較的簡単に行うことが可能です。
動画より容量を抑えられるため、マーケティングに活用しやすい
画像の一部分が動くシネマグラフは、一般的に動画より容量が小さいです。そのため、SNSでの投稿以外にも、Web広告やサイトで表示させやすく、メールマガジン等への埋込も容易なことからマーケティングにも大きな効果が得られると言えます。
バケットでも制作請負可能!
シネマグラフは、制作を専門とする会社や、シネマグラフ専門の販売サイト、個人でもPhotoshopを使用して制作しているケースもあります。
弊社バケットでもシネマグラフの制作が可能です。制作費用に関しては、撮影や制作にかかる手間が都度異なるため、個別でお見積りさせていただいております。ぜひお気軽にご相談ください。