【2018年の10大ニュース】企業のソーシャルメディア業界に起こった出来事をフライング気味にお届け

2018年もあと少し。この1年で企業がソーシャルメディアを活用するにあたり、どのような変化があったのでしょうか。

ちょっとフライング気味ですが、企業のSNS活用に起こった変化について、まとめてみました。

1.Facebookページの表示アルゴリズム変更によるオーガニックリーチ壊滅

Facebook、企業やブランドより友達の投稿をさらに優先するアルゴリズム変更 – ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/12/news059.html

2018年の1月11日、ニュースフィードに表示する投稿の優先度を決めるアルゴリズムをまた変更し、友達や家族からの投稿を企業やブランドのFacebookページからの投稿より優先すると発表した。

やはり、これが1位。
Facebookが年明け早々に発表した方針転換によって、ユーザー同士のコミュニケーションをより重視。Facebookページのような企業が発信する情報、動画のような受け身で消費するコンテンツがニュースフィードにあまり表示されなくなりました。

結果、企業が運営するFacebookページは、獲得しているファン数の一部にしか情報が届けられなくなり、事実上Facebookページ上でコミュニティを作りファンを育成する、という考え方は破綻しました。

ファンの側にとってもファンになったからといって情報が届かないのでは、意味ないですからね。企業側にとっては、情報を届けるには広告を出すしかなく、そうであれば、抱えたファンではなく、投稿毎に個別に情報の届け先を決めていく使い方の方が合理的です。

ということで、プラットフォームにいきなり梯子を外された企業のFacebookページ。Facebookの気まぐれで今後どうなるかわかりませんが、もう、若年層はFacebookをつかっていないですからね。企業側の活用メリットとしては、シニア向けの精度の高い広告媒体ということになるのでしょうか。

弊社も、オーガニックでのFacebookページ運営は、事実上撤退しました。

2.Instagramの大衆化、脱インスタ映え

「インスタ映え」という言葉が流行語になったが2017年。去年は「ハレの日のSNS」のようなポジションでしたが、この1年で、大衆化に成功(?)しましたね。

SNSはネットワーク効果が働くので、友達みんなが同じものを使うとどんどん楽しくなります。また、「上司や親の世代と同じSNSを使いたくない」というのは、若年層ユーザーの心理としてはよくわかるところ。Facebookの下の世代のSNSとして、無事収まりました。

ちなみに、Facebookを使わない学生に、なぜFacebookを使わないのか聞いたところ、「友達が使っていないから」とのことでした。

なので、「インスタ映え」から脱却し、大衆化していくインスタをどうやって活用するか、に頭を悩ませたのが2018年。

3.Instagramのストーリーズがコミュニケーションの軸に

今、学生に話を聞くと、「ストーリーズしか使っていない」人が本当に多い。
手紙⇒eメール⇒SNSのような変遷を経験してきた我々は、発信した情報は「残るもの」ととらえがちなのですが、おしゃべり⇒SNSと変遷した世代は「残らないもの」ととらえるのが自然のようです。

認証アカウントだと、ストーリーズからサイトに誘導ができるので、それもいいですね。
ストーリーズは、投稿頻度予約の設定などができないので、企業的には運用が大変なんですが、投稿よりもストーリーズを軸に運用を組み立てるようになってきました。

4.InstagramのShopNow機能

「ShopNow機能」は、インスタにECサイトの商品のタグをつけることができ、ECサイトに誘導ができる機能。何年か前から、Instagram側でのテストが行われてましたが、やっと一般のアカウントでも使えるようになりました。

「欲しいものがあれば、まずインスタで検索する。Googleの検索エンジンは、大人に攻略されているから使わない。」という行動もありますし、これからどんどん重要になっていきますね。

5.TikTok、IGTV 超受動的なプラットフォーム

ユーザーがどんどん受動的になり、ひたすらシャワーのように情報を浴び続けることができるプラットフォームが普及。文字情報すら読まなくてもOK、ひたすらスワイプし、ザッピング。考えた人すごいなー。
このトレンドは、これからも加速していくんでしょう。ということで、5位。

6.Twitterの情報収集ツール化が一層顕著に

Twitterは、ビジネス視点では、より情報収集ツールに近くなっていっていきました。メールマガジンが担っていた役割ですね。コミュニケーションを目的としない情報収集ツールとしてのTwitter利用です。

企業としても、これまでのコミュニケーション要素ではなく、情報価値の高いコンテンツの提供、という方向で運用するケースが増えてきました。

7.Twitterのインスタントウィンキャンペーン、フォロー&RTキャンペーン

以前のSNSは、①コンテンツを発信する⇒②コンテンツに興味のあるユーザーがフォローしてくれる、という、コンテンツマーケティング的なアプローチで、情報発信の内容とつながれるユーザーに関連がありました。

ただ、それも昔の話。アカウント数が増えアカウントが見つけてもらいにくくなった結果、先にキャンペーンで沢山のユーザーを囲う方が、合理的と考える企業も増えています。

昔の楽天市場をイメージするような、キャンペーンでメールアドレスを収集し、まずはアプローチできる規模を拡大、メルマガを打つというのに近いやり方です。フォロワー数やエンゲージメントの面でも、短期的に一定の効果がみられるので、予算もかけやすいですし。

その中で、圧倒的な効果をだしているのが、インスタントウィンキャンペーン。アカウントをフォローし、対象のツイートをリツイートすると、即座にあたり/ハズレがわかり。
返信を送れ、当選者にはDMで個別に通知ができるようなキャンペーンです。

Twitterは、Facebookに比べて、SNS上でプロモ―ションを行う規制が緩いので、様々な切り口のキャンペーンが開発されました。

それが一気に普及したのが、第7位。

Twitterのフォロワーを増やすフォロー&RTキャンペーンを定額10万円/回で提供/Bucket
https://bucket.co.jp/news/rtcampaign

8.図解化、漫画

Twitterやインスタで、一つの投稿を見るのに費やす時間は2~5秒程度。その中で、より効率的に情報を届ける方法として、図解や漫画形式のイラストコンテンツが見直されました。動画は時間を使ってしまい、コンテンツの消費効率がわるいので、情報収集ツールとしてのSNSの世界ではやや不利なのかなと思います。

その波はインスタにも波及。きれいな、それっぽい写真が溢れて埋もれてしまう中、イラストは目立ちますしね。

SNS用の図解コンテンツ作成支援開始!情報の浸透が段違いです-Bucket
https://bucket.co.jp/news/snszukai

9.Google+サービス終了を発表

最後はこちら。2019年8月で終了とのことです。
さすがのGoogleさんでもどうしようもなかった。でも、使っている人、本当にいなかったので。

Google のSNS「Google+」がサービス終了を発表/ASCII
http://ascii.jp/elem/000/001/754/1754140/

10.(空席)

まだ1か月以上あるので、ここは空席にしておきたいと思います。
あえて入れるとすれば、Twitterのスパム撲滅大作戦?インスタが予約投稿に対応?チャットボット?AI?とか、そういうのでしょうか。

ひとまず、2018年を振り返った第1稿となります。
年末までかけながら、出来事を反映させていきたいと思います。

結構漏れている気もします。

まだ、空席の10位も含め、「これ忘れてない?」というのがあったら、ぜひ教えてください。